資生堂、MMに研究所 18年から順次稼働|カナロコ|神奈川新聞ニュース

資生堂、MMに研究所 18年から順次稼働

資生堂がMM21地区に設立予定の新研究所のイメージ図(同社提供)

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 横浜市は26日、みなとみらい21(MM21)地区の市有地で公募していた開発事業予定者を資生堂(本社・東京都中央区銀座)に決定したと発表した。同社は同市都筑区内にある研究開発施設を移し、約千人の研究員が働く「グローバルイノベーションセンター(仮称)」を設ける。化粧品の研究開発施設としては「世界最大級」になるという。2018年末から順次稼働を始める予定。

 同社が新研究所を設けるのは同地区の56-2街区(敷地面積約7千平方メートル)。地上14階地下2階(高さ約70メートル)で、延べ床面積は約5万7千平方メートル。総事業費は300億~400億円を想定している。

 同社によると、規模は人員、床面積ともに都筑区の研究開発施設の約2倍になるという。国内をはじめ、中国、タイ、フランス、米国にある研究所の人員は現在計約千人いるが、20年までに約1500人に増やし、うち約千人が新研究所に集まる。基礎研究から新製品の開発までを手掛け、研究成果の発信や集約といったハブ機能を担う。

 都市型の開放的な研究施設として、1階にコミュニケーションエリアを設け、研究員自らが顧客と交流する。顧客は自由に出入りでき、自分の肌や髪などの状況を測定できるようにする。同社担当者は「時代のトレンドをリードし、世界の人々と情報が集まるMM21が新研究所に最適な場所と判断した」と話している。

 18年末から順次稼働し、19年5月の完全開業を予定している。

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