金沢区・小柴の“放置トンネル”、安全調査へ/横浜|カナロコ|神奈川新聞ニュース

金沢区・小柴の“放置トンネル”、安全調査へ/横浜

戦後の手続きから漏れたため、「所有者不明」の状態となっている旧小柴貯油施設(横浜市金沢区)南側のトンネルについて、財務省関東財務局横浜財務事務所がトンネルを国の所有物とした上で安全性の確認を行い、最終的に市に所有権を移管する方針であることが12日、分かった。

同事務所や市によると、トンネルは旧日本軍が土地を強制収用して掘削し1939年に完成。終戦後、貯油施設は米軍に接収されたがトンネル部分は権利設定がなされず、宙に浮いたまま約70年が経過。市と国は近年のトンネル崩落事故などを受け、所有権や安全確認などについて本格的な協議を進めていた。

同事務所は、旧日本軍が造った事実を踏まえ、トンネルは国の所有物であると判断。その上で、構造や安全性に関する詳細調査を2014年度に実施する方向で調整しているという。担当者は「調査費の予算要求が通れば、今夏前には調査を始めたい」と話している。

安全性が確認できれば、最終的には市に所有権を移管する考え。市の担当者は「長年の懸案事項がようやく動きだした。課題解決に向け、さらに協議を進めていきたい」と話している。

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