北仲通北地区の区画整理、14年春完了にむけて開発再開へ/神奈川|カナロコ|神奈川新聞ニュース

北仲通北地区の区画整理、14年春完了にむけて開発再開へ/神奈川

再開発に向けて土地区画整理事業が進む北仲通北地区=横浜市中区

横浜・みなとみらい21(MM21)地区に隣接する横浜市中区の北仲通北地区で、再開発事業の再開に向けた動きが進んでいる。地権者の森ビルや都市再生機構などによる土地区画整理事業が2014年3月末に完了するめどが立ったためだ。森ビルなどは道路や公園などの基盤整備と並行して新たな再開発計画の検討を進めている。

土地区画整理事業は2者のほか大和地所と日新、ユニエツクス、共益地所、財務省の計7者が07年12月に設立した「北仲通北土地区画整理組合」が施行。幅員14メートル、延長370メートルの区画道路や3カ所の公園、石積み護岸などを整備している。事業費は約35億円。

当初の計画では12年3月に完了する予定だったが、09年に米リーマン・ショックを理由に再開発計画を中断。土地区画整理事業も2年遅れとなったが、工事は着実に進めてきた。

都市再生機構は「再開発に向けた基盤をつくるのが土地区画整理事業。今後は区画道路などを利用してさまざまな開発事業が動きだす」(横浜都心プロジェクト室)と説明する。

同地区では当初、200メートル級の超高層複合ビルや大型商業施設、超高層マンションなど9棟(総床面積約33万2千平方メートル)を建設する計画だった。現在はフットサル場や駐車場などに暫定的に使われており、北東側では都市再生機構が賃貸マンション建て替え事業を進めている。

同地区は国が1月に指定した「特定都市再生緊急整備地域」に含まれている。約7万5千平方メートルのうち約2万平方メートルを所有する最大地権者の森ビルは「横浜都心・臨海地域整備計画」で13年度から15年度にかけて開発事業を行う予定と表明している。

日新は11年9月中間決算の発表会見で「3、4年後までにはマンションを中心に商業施設も建設したい」としており、建物の大きさや用途を含めて全面的に再開発計画の見直しを進めているもようだ。

市は、同地区に隣接する北仲通南地区に新庁舎を整備する方針を決めている。MM21地区と関内をつなぐ北仲通地区全体で再開発が進めば、中心市街地の活性化の拠点として注目が集まりそうだ。

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