横浜DeNA:経験を語るベテラン「2年、死ぬ気でやれ」、高城が中日・谷繁と合同トレ/横浜|カナロコ|神奈川新聞ニュース

横浜DeNA:経験を語るベテラン「2年、死ぬ気でやれ」、高城が中日・谷繁と合同トレ/横浜

谷繁(左)と自主トレーニングを行うプロ2年目の高城=横浜市内のグラウンド

「これが19歳の体力かよ」。谷繁が次々と投げるボールを素手で捕らえるフットワークのトレーニング。40球を終え、ぐったりと地面に倒れ込む高城に、谷繁は厳しい言葉を浴びせた。

“谷繁2世”とも称される期待の若手が本家に師事するとなれば、マスコミの注目度も高い。詰めかけた40人以上の報道陣が師弟の一挙一動にカメラのシャッターを切った。

「自分を成長させるためにも、憧れの谷繁さんから多くのことを学びたい」。高浦2軍コーチを通じ、自ら電話で自主トレ参加を申し込んだ。親子ほども年の離れた球界最年長捕手の存在感に緊張しきり。「電話しながら、直立不動でお辞儀をしてました」。そんな若手の熱意に谷繁は「じゃあ、とりあえず死ぬほど走ってもらおうか」と引き受けた。

この日も長距離とダッシュで約1時間。「とにかく、谷繁さんはよく走り込む」。驚くべき42歳の体力、それがプロ25年目を迎えた谷繁の力の源泉だ。

谷繁自身、高城に自らの若いころの姿を重ね合わせる。1年目で80試合に出場したが、レギュラーの座はそう簡単ではなかった。谷繁が高城に言った。「おまえ。2、3年でレギュラーを取れると思っているだろ」。図星だった。その慢心をいさめた。「俺はそうやって4年、無駄に過ごした。おまえはそうなるな。この2年、おまえは死ぬ気で野球をやれ」

ベテラン鶴岡、強肩黒羽根、巻き返しを期す細山田らが並び、正捕手争いは厳しさを増している。「一番、1軍に近いのは高城」と中畑清監督からの評価は高いが、本人は慎重。「去年使ってもらったからって今年がそうとは限らない。内心、焦っている」。目指すは144試合出場。教えを一つ一つ胸に刻み、2年目のマスクをかぶる。

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