教育長人事案で鎌倉市議会が紛糾、候補者が虚偽説明の疑い/神奈川|カナロコ|神奈川新聞ニュース

教育長人事案で鎌倉市議会が紛糾、候補者が虚偽説明の疑い/神奈川

鎌倉市の松尾崇市長は6日の市議会本会議に、同市教育委員会の教育長候補として東京都杉並区立和田中学校長、代田昭久氏(47)を教育委員に選任する人事案を提出した。同意の見通しが立たないまま強行提案。代田氏の発言をめぐる質疑と内容の確認で中断を繰り返し、審議は夜まで紛糾した。本会議の採決は後日に持ち越された。

本会議は午後2時に開会。質疑では、代田氏が事前に各会派に教育観や実績などを説明した3日の会合で、2011年に発覚した和田中の不祥事について、一部会派に虚偽の説明をしていた疑いが判明した。市によると、代田氏は11年1月、同校教諭の生徒へのわいせつ行為の監督責任を問われ、区教委から文書訓告の行政処分を受けている。しかし、3日の会合で神奈川ネットの太田治代氏の質問に対し「注意は受けた」などと答えていた。

会合に立ち会った瀧澤由人副市長は6日の市議会本会議で「厳重注意を受けたという発言の記憶はある。それは間違いで、東京都に確認し、文書訓告処分を受けたという事実は認識している」と答弁。こうした代田氏の発言などをめぐり議会は紛糾を続け、採決を持ち越したまま午後9時50分に延会した。人事案は7日以降、総務常任委員会に付託され、集中審議される見通し。

代田氏はリクルート出身。民間出身の教育長は、市教委の記録が残る1956年以降、例がない。

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