江ノ電の9駅に9曲の恋歌、渡辺さんCD発売/鎌倉|カナロコ|神奈川新聞ニュース

江ノ電の9駅に9曲の恋歌、渡辺さんCD発売/鎌倉

鎌倉市内の江ノ電9駅から着想した恋愛歌を今夏、シンガー・ソングライターの渡辺大地さん(40)が作った。各駅で紡ぐ男女のドラマを9曲に仕立て、CDアルバムに収録した。

たそがれの鎌倉高校前駅で2年前、青春の情景とともに一編の詞がひらめいた。

「劇場の最前列みたいなベンチ 二人並んでいつまでも海を見ていたね 鎌倉高校前」

「音楽をやり直そう」ともがくさなか、曲作りの方向性が見えた。古都のこぢんまりとした駅舎を訪ねては、構想を温めるようになった。

鎌倉エフエムのパーソナリティーに誘われて1年間、月1回の番組コーナーを任された。放送に合わせて曲を作った。

由比ケ浜駅で幼い男女が出会い、高校で愛を育み、大人になって再会、鎌倉駅で別れる-。そんな淡い恋の物語。江ノ電の走行音や踏切の警報音を曲中にちりばめ、9曲に「腰越から鎌倉までの恋景色」(渡辺さん)を紡いだ。それぞれのタイトルにそのまま駅名を選んだ。

渡辺さんは岐阜県下呂市出身。高校卒業後に上京し、作曲家平尾昌晃さんに師事して2001年にデビューした。目指すは「平成の歌謡曲」。「耳元からあふれる小旅行を楽しんで」と話す。

アルバム「鎌倉高校前 江ノ電から見える風景」は1枚3千円。問い合わせは、販売元のアスタ(東京都渋谷区)電話03(3409)2150。

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