〈時代の正体〉ヘイト集会使用不許可の要望書 市民団体|カナロコ|神奈川新聞ニュース

〈時代の正体〉ヘイト集会使用不許可の要望書 市民団体

時代の正体取材班=石橋 学】川崎市内でヘイト活動を繰り返す差別主義者らが11日に市教育文化会館(川崎区)で集会を計画している問題で、市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は8日、市と区に対し、会館の使用不許可の判断を求める要望書を手渡した。

 会館の利用を申請しているのは極右政治団体・日本第一党最高顧問の瀬戸弘幸氏らが立ち上げた団体。集会を「在日コリアンが犯罪を行っても処罰されない川崎の現状を打破するための活動」と位置付けている。

 昨年12月の前回集会では差別的言動を行わないよう市から警告を受けているが、デマの拡散や「宣戦布告」と銘打つ動画の公開など差別扇動をエスカレートさせている現状に、市民ネットワークは「もはや警告では人権侵害を防げない。地域社会を分断するもので、痛めつけられる人の身になった判断を」と訴えた。

 市は公的施設でのヘイトを防ぐガイドラインに沿って主催者や講師に関する情報収集を続けており、集会当日まで会館の使用の可否を検討するとしている。

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