ピュアな気持ちに勇気をもらえる 映画「愛唄」出演者インタビュー|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ピュアな気持ちに勇気をもらえる 映画「愛唄」出演者インタビュー

(左から)清原果耶、横浜流星、飯島寛騎

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 ボーカルグループGReeeeN(グリーン)が脚本を手掛けた映画「愛唄 -約束のナクヒト-」(監督・川村泰祐)が、横浜ブルク13などで25日から上映される。主演は横浜市出身の横浜流星。15日にスタートしたTBSの連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」では、不良高校生を熱演するなど多彩な役柄に挑んでいる。「愛唄」のヒロイン清原果耶、脇を固めた飯島寛騎とともに「人を真っすぐ思う気持ちに勇気をもらえる作品」と話し、チームワークの良さを披露した。

 突然の病に襲われ、余命3カ月と宣告を受けた23歳のトオル(横浜)、トオルが心引かれた詩集の作者で長く入院生活を送る少女凪(なぎ)(清原)、トオルの旧友で元バンドマンの龍也(飯島)らの純粋で飾らない心の交流を描く。同グループが2007年に発表したヒット曲「愛唄」に込めた「人を好きになることを恐れないで」というメッセージを映画で表現した。

 横浜は、台本を初めて読んだ際の印象を「トオルは23歳になるのに、恋もせず、友人もいない。こんなにピュアな青年がいるのかと思った。トオルのピュアさ、真っすぐさがうらやましかった」と振り返る。

 余命宣告に自暴自棄になるトオルだが、病に負けず今を全力で生きようとする凪に出会い、変わっていく。そんなトオルを、時にちゃかし、時に真剣に受け止めて、支える龍也。

 「撮影に入ったときは、気負っていたところがあった。でも3人でお芝居をしていると、2人が役としてそのままいてくれて、素の状態になれた」と横浜。

 トオルは互いに命の危険を抱えながらも、凪がやりたいことをかなえてやりたいと必死で生きていく。

 清原は「毎日を前向きに生きるのは大変なこと。私生活でも一瞬一瞬を大切にしないと、凪を演じられないと思った」と話し、詩人である凪に近づくために、思ったことをノートにつづるなどの役作りを行ったという。

 初のミュージシャン役でギターを猛特訓し、「愛唄」を熱唱する名場面を演じた飯島。「龍也のせりふは、普段生活している中では口にしないようなことが多い。撮影を続けているうちに、トオルと凪がいたからこそ、引き出された言葉なんだなと実感した」という。「完成作を見て、5回ぐらい泣いた。いろんな気持ちが湧き上がってきて」と思い入れもたっぷりだ。

 限られた時間の中で、精いっぱい生きることの意味を問い掛ける若者たち。自らの生き方にも影響を受けたと3人は口をそろえる。

 横浜は「トオルたちが全力で生きる姿に、一日一日を大切に生きたいなと改めて思った。自分の気持ちをしっかりと言葉に出して伝えることを、大事にしていきたい」と真摯(しんし)に語った。

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