歌川広重「竪絵東海道」シリーズ 一挙展示 藤沢|カナロコ|神奈川新聞ニュース

歌川広重「竪絵東海道」シリーズ 一挙展示 藤沢

藤沢市藤澤浮世絵館

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2019/01/12 12:01 更新:2019/01/12 12:50
 江戸時代の巨匠・歌川広重が晩年に手掛けた浮世絵「五十三次名所図会」を一挙に公開する展示会が、藤沢市藤澤浮世絵館(同市辻堂神台2丁目)で開かれている。通称「竪絵(たてえ)東海道」シリーズといわれる縦の構図の風景画で、同館は「巧みな空間構成を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。2月17日まで。入館無料。

 展示されているのは日本橋から京都までの計55枚。「藤沢」は、藤沢宿と平塚宿の間の休憩場所に当たる南湖(現茅ケ崎市)の松林と、富士山の景色が描かれている。南湖は、京都に向かう道中で富士山が左に見える「左富士」の名所の一つだったという。また、「京都」では鴨川に架かる三条大橋と茶せん売りや公家の子女、日傘をさす武士など、さまざまな人々が描かれ、当時の風俗が見て取れる。

 1月12日、2月10日は「学芸員によるみどころ解説」も楽しめる。両日とも午前11時、午後3時の2回。各回40人(先着順)。申し込み不要、無料。

 問い合わせは、同館電話0466(33)0111。

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