地元の海きれいに 総合学習一環で清掃活動 鎌倉・小坂小|カナロコ|神奈川新聞ニュース

地元の海きれいに 総合学習一環で清掃活動 鎌倉・小坂小

プラスチック破片などのごみを拾い集めた生徒たち=材木座海岸

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プラ汚染「なくしたい」


 鎌倉市立小坂小学校(同市小袋谷)の5年生が9日、市内2カ所の海岸を清掃した。児童は昨年10月から、総合学習の一環で、プラスチックごみによる海洋汚染や生物に与える影響について勉強。「地元の海をきれいにしたい」と子どもたちから清掃を提案し、1時間で約15キロのごみを収集した。

 5年生約100人は材木座海岸と由比ケ浜海岸に分かれて清掃。由比ケ浜海岸には昨年8月、シロナガスクジラの死骸が漂着し、胃の中からプラスチックごみが見つかった。

 児童たちは菓子の空き袋やペットボトルなどを拾い集めた。また地球規模の汚染が問題になっている「マイクロプラスチック」を、持参したふるいやピンセットを使い、砂浜の中から見つけた。収集した約15キロのうち、半分以上がプラスチックごみだった。

 5年生は昨年10月から、プラスチックごみの削減を呼び掛けるNPO法人理事長を講師に招くなどしながら、海洋汚染について学んでいる。学習を振り返る中で、子どもたちの多くから「自分たちの手で海岸のごみを拾いたい」との声が上がり、海岸清掃を行うことにした。

 参加した児童は「マイクロプラスチックが予想以上にたくさんあって驚いた。プラスチックを使う機会を減らし、ごみをなくしたい」と話した。総合学習を担当する水本沙織教諭は「環境問題に関心を持ち、地球を良くしようと動ける人材に育ってほしい」と期待した。

 児童は今後、地元の海岸のごみの実態をまとめ、保護者や地域住民向けに発表会を行う予定。

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