「互いの心開くことが大切」 年頭会見で横須賀の上地市長
- 政治・行政|神奈川新聞|
- 公開:2019/01/05 02:00 更新:2019/01/05 02:00
本年を表す字として「開」の字を挙げた横須賀市の上地市長=同市役所
市長は本年を表す漢字として「開」を挙げ、「(改元で)新たな時代が開かれると感じている。大げさに言えば、第二の文明開化。こんな時代だからこそ人と人のつながりが求められ、互いの心を開くということが大切だと思う」と説明。
市政のかじ取りについては「早いもので7月で任期折り返しとなる。『誰も一人にさせないまち』の実現に向け、今後も進んでいきたい」と力を込めた。
年末年始に鴨長明の「方丈記」を読んだことを明かし、「この大きな転換期に人がどう生きていくか。その問いが行政にも向けられており、人の心に根差した古典に手掛かりを探してみた」とも語った。