元役員に2年6月求刑 元社員は懲役2年 青葉郵便局DM不正 地裁論告|カナロコ|神奈川新聞ニュース

元役員に2年6月求刑 元社員は懲役2年 青葉郵便局DM不正 地裁論告

横浜地裁

 ダイレクトメール(DM)の発送料金を不正に安くしてもらうため青葉郵便局(横浜市青葉区)の元部長に接待を繰り返したとして、日本郵便株式会社法違反(贈賄)と背任の罪に問われた東京都中央区のDM発送代行会社「ティーティーオー」の元役員の男(42)、元社員の男(30)の両被告の論告求刑公判が26日、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)であり、検察側は元役員の男に懲役2年6月、元社員の男に懲役2年を求刑した。判決の言い渡しは来年2月1日。

 検察側は論告で、「常習的犯行の一環で、実際の損害額は億単位であろうことも考慮すると結果は甚大だ」と指摘。「動機にくむべき点はなく、郵便事業への信頼を失墜させる悪質な犯行」と非難した。

 弁護側は、同法の適用について争うと反論。適用が認められた場合でも、両被告が反省を深めているなどとして、執行猶予付き判決を求めた。

 起訴状によると、両被告は昨年1~8月、持ち込んだDMの数量の過少申告を黙認してもらう目的で、青葉郵便局の元郵便部長(53)=同法違反などの罪で執行猶予付き有罪判決が確定=に約61万円相当の飲食接待などを繰り返し、本来の料金との差額を支払わず日本郵便に約190万円の損害を与えた、としている。

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