美容師殺害、被告に懲役17年 地裁判決「殺意は強固」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

美容師殺害、被告に懲役17年 地裁判決「殺意は強固」

横浜地裁

 相模原市南区のアパートの一室で2016年6月、この部屋に住む女性美容師=当時(23)=を殺害したとして、殺人の罪に問われた当時の交際相手の無職の男(40)=住所不定=の裁判員裁判で、横浜地裁は20日、「殺意は強固で強い非難に値する」として懲役17年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。

 公判で弁護側は、事件のあった時間帯に被告が女性宅付近にいたことは認めたものの、女性とは会えずに立ち去ったとして、無罪を主張していた。

 片山隆夫裁判長は判決理由で、女性の唇と首の付着物から被告のDNAが検出された点から、「被告が死亡前の女性と接触し、殺害したと強く推認できる」とし、殺人罪の成立を認めた。

 その上で、「背後から首に索状物を巻き付け、女性が苦しむのも意に介さず、強い力で締め付けた。非情ともいえる態様は悪質」と指弾。法廷での被告の態度に対しても、「不自然かつ不合理な弁解に終始して、事実と全く向き合っていない」と述べた。

 判決によると、被告は16年6月7日深夜から同8日未明までの間、同区のアパートで、女性の首をひも状のもので締め付けて殺害した、としている。

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