バリアフリー接客可能です 川崎市が店舗用ステッカーを作製|カナロコ|神奈川新聞ニュース

バリアフリー接客可能です 川崎市が店舗用ステッカーを作製

バリアフリー対応が図られた店舗に交付される「かわさきパラムーブメント」のロゴステッカー

 川崎市は、バリアフリーの接客が可能なことを示す店頭掲示用のステッカーを作製し、市内の店舗へ交付する事業を始める。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて取り組む共生社会づくりの運動「かわさきパラムーブメント」の一環。サポートが必要な人たちの利便性向上につなげるとともに、同運動の普及にも一役買ってもらう。 

 交付対象は「かわさきパラムーブメント」の趣旨に賛同する市内の飲食店や小売店など。出入り口や通路の段差の有無などハード面に加え、障害者や外国人、高齢者、ベビーカー利用者らに従業員が気遣いを持って接客しているかなどソフト面も評価基準とする。

 ロゴステッカーは約10センチ四方で2枚一組。1枚には「めざせ! やさしさ日本代表! かわさきパラムーブメント実践店」と記され、もう1枚には店舗の「おもてなし」内容を表示する欄が設けられている。

 「おもてなし」内容は各店が自由に記すことができる。「車いす Welcome」「段差ありません」「English OK」「ベビーカー Welcome」といった使用頻度の高そうな事項は、あらかじめひな型のシールも用意した。

 ステッカーを希望する店舗は登録申込書を提出。市オリンピック・パラリンピック推進室が記載内容を確認した上で、20日ごろから交付を始める。参加店舗は市のホームページ(HP)などで周知していく。

 同室はステッカーの交付事業に合わせ、市内店舗のバリアフリー調査も実施する。車いす利用者らが調査員となって店舗のハードとソフト両面を調べて、市に報告する。市は調査を希望する店舗を26日まで募っており、応募のあった中から業種を勘案して20店舗を選ぶ。調査結果は市HPで発信する予定という。

 同室の担当者は「各種イベント時に行ったアンケートで、かわさきパラムーブメントが思うように浸透していないことが浮き彫りになっている。ステッカーの交付を通じて、パラムーブメントを盛り上げていきたい」と話している。

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