厚木の映画館、15日にリニューアル 機材、設備充実|カナロコ|神奈川新聞ニュース

厚木の映画館、15日にリニューアル 機材、設備充実

15日のリニューアルオープンに向け準備が進む「あつぎのえいがかんkiki」=厚木市中町のアミューあつぎ

 厚木市が所有する複合施設「アミューあつぎ」(同市中町)内にある市内唯一の映画館が15日、「あつぎのえいがかんkiki(きき)」としてリニューアルオープンする。前運営会社の撤退を受けたもので、映像機器や音響などの事業を展開する「映像機器システム社」(大阪府)が新たに運営を担う。小田急線本厚木駅周辺の中心市街地活性化の観点からも集客力に期待が高まる。

 リニューアルに合わせ、同社が強みとする上映や音響などに関する機材・設備を充実させた。音響は高性能の設備を増設し、同社は「重低音に包み込まれるような環境を目指した」という。三つのスクリーンを生かし、新旧作を幅広く上映していくほか、今月末からは「名画座kiki」と題し、2本立て上映も実施していく。

 オープン初日の15日は午後4時半から式典も開き、映画「鈴木家の嘘(うそ)」で監督デビューした野尻克己さんや関係者らが登壇予定。セレモニー後は、9月に75歳で亡くなった俳優・樹木希林さんが出演した「日日是好日」が上映される。

 映像機器システム社の担当者は「皆さんに『地元にいい劇場がある』と誇ってもらえるような場所に育てていきたい」と力を込めた。

 アミューは、2008年に撤退した「厚木パルコ」の入っていたビルを市が取得し、14年に官民複合施設として再生させた施設。映画館はアミューのオープンと同時に開館したが、前運営会社が11月9日の上映を最後に運営から撤退していた。

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