代表キャンプ誘致へ 五輪スポーツクライミングで秦野市|カナロコ|神奈川新聞ニュース

代表キャンプ誘致へ 五輪スポーツクライミングで秦野市

キャンプ誘致へ活用が期待される県立山岳スポーツセンターのクライミングウォール=今年5月、秦野市戸川

 秦野市は12日までに、2020年東京五輪で初めて実施されるスポーツクライミング競技で代表チームの事前キャンプ誘致に乗り出すことを明らかにした。新たに競技用の施設整備に向けての検討も開始した。10日の市議会本会議で、加藤剛氏(創秦クラブ)の一般質問に答えた。

 東京五輪のスポーツクライミングは、制限時間内に到達した高さを競う「リード」、壁を登るタイムを競う「スピード」、複数の課題に挑んで完登した数を争う「ボルダリング」の複合種目として行われる。

 市企画課によると、事前キャンプ誘致に向けては、19年8月に東京都八王子市内で開催され、各国の代表選手を決めるスポーツクライミングの世界選手権をチャンスと捉え、各国の競技団体にアプローチを仕掛ける予定だ。現在は県山岳連盟など、スポーツクライミングに携わる団体に相談している。

 一方、市は県立山岳スポーツセンター(同市戸川)の高さ15メートルのクライミングウォールのほかに、スピードとボルダリング用の設備を追加することや、市内で新たな施設を整備することが可能かどうかを検討する。19年度の設置を目指す。

 串田浩政策部長は、10日の市議会本会議で「都心に近い山岳スポーツの聖地を実現するため、整備に向けた検討を進めている」と答弁。同センターのクライミング競技施設の整備を県に依頼していると明かした。

 事前キャンプ受け入れについては「民間宿泊施設をはじめとする民間企業や市民ボランティアの協力も必要。オール秦野で対応できる環境づくりに努めたい」と述べた。

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