いちょう団地の多国籍な日常収め 15日まで都内で写真展|カナロコ|神奈川新聞ニュース

いちょう団地の多国籍な日常収め 15日まで都内で写真展

いちょう団地の外国籍の住民を撮影した松田さん=銀座ニコンサロン

他の写真を見る
 県営いちょう団地(横浜市泉区、大和市)に住む外国籍の住民の生活の一コマを切り取った写真展が都内で開かれている。同団地で日本語学習を手伝い、撮影した松田祥さん(32)=東京都調布市=は「日本に溶け込もうと、今を生きる彼らの姿を見てもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 生活感あふれる37枚が並ぶ。
  日本語を学ぶために部屋のボードに貼り付けた漢字やひらがな
  カンボジアの新年を祝うお祭りで顔を白く塗った少年たち
  カンボジアの寺院建立のための寄付を呼び掛けるパーティー。数多くの日本紙幣も
 

 松田さんは、海外在住者向けの事業を営んでいることもあり、東南アジアへ関心があった。実際に人と触れ合える場所を求め、2016年6月に同団地へ訪れた。出会った自治会長に勧められたのが、外国籍の子どもたちへの日本語学習支援のボランティア。NPO法人が主催する講座に定期的に通い、地域とのつながりを深め、昨年12月から本格的に撮り始めた。

 撮影ではベトナム、カンボジア、中国、ペルーなど外国籍の70人以上と交流した。「実際に会って話す中で、国籍にこだわらず困ったときに助けたいという気持ちは世界共通と感じた」。地元の日本の祭りでは外国籍の人たちが協力する姿もあった。「写真展が世界観を広げるきっかけにつながれば」と話す。銀座ニコンサロン(東京都中央区)で15日まで。入場無料。午前10時半~午後6時半(最終日は午後3時まで)。日曜休館。問い合わせは、銀座ニコンサロン電話03(5537)1469。

PR