将棋のはなし(86)オセロ大会③石差の勝負に|カナロコ|神奈川新聞ニュース

将棋のはなし(86)オセロ大会③石差の勝負に

日本将棋連盟指導棋士五段、オセロ2級・本紙将棋担当記者

【2018年12月2日紙面掲載】

 初出場したオセロ大会「神奈川オープン」。級位者対象の「一般部門」で4勝1敗の私は、最終戦で唯一の全勝者と直接対決を迎えた。

 この対局は快勝。読みの精度が上がってきている実感もあり、手応えを感じた5勝目だった。

 終局後、初めてちょっとだけ感想戦を行った。

 将棋と違い初手から並べ返すような能力はない。「ここに打てないのが誤算だった」と言われ「それに気づいてよくなったかと」なんて返す。それぐらいの会話だったが、何だか強くなったような気がして楽しい。

 さて最終結果。5勝1敗で3人が並び、順位は石差の勝負となった。僅差の対局が多かった私は惜しくも準優勝。

 初戦の惨敗を思えば上出来である。ただ勝利が決定的になった後、最もたくさん石を取れる順を追求しなかったのは反省材料だ。将棋では点数などなく勝ちと負けしか存在しないので、石数にまで意識が回らなかった。

 うれしいけど悔しさもある帰り道。日本オセロ連盟のホームページで、次に出場できそうな大会を探す自分がいた。

 翌週には、ネット対局で久しぶりに最高レーティングを更新できた。やはり長い持ち時間でじっくり打った経験は大きかったようである。まだまだ強くなれるかもしれない。いや、なれるはずだ。

 3週にわたって気が済むまで自慢したので、来週から「将棋のはなし」に戻ります。自慢ついでにもうひとつ、級の認定も受けちゃいました。

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