大磯町長は中崎氏が3選 邸園整備の実績評価
- 選挙|神奈川新聞|
- 公開:2018/11/19 02:00 更新:2018/11/19 02:00
中崎氏は国と連携して進める明治記念大磯邸園の整備事業や、管理栄養士や保健師が地区を巡回する介護予防事業などの実績を強調。「2期8年の成果が花開こうとしている」と町政の継続を訴えた。国や県との太いパイプを生かし、大型事業を実現した手腕が評価された。
玉虫氏は「十分な情報が住民に行き届いていない」と中崎町政の姿勢を批判。市民との協働によるまちづくりを掲げたが、批判票をまとめきれなかった。飯田氏は大規模事業に頼らない地域活性化を訴えたが及ばなかった。
投票率は41・17%で、前回の46・07%を4・9ポイント下回り、過去最低を更新した。当日有権者数は2万7981人(男1万3551人、女1万4430人)。
住民生活の課題多く
【解説】 知名度と組織力で上回る現職の中崎久雄氏が盤石の戦いで新人2人を下した。現職が4年ごとに交代し、「オリンピック町政」と揶揄(やゆ)された大磯町では、36年ぶりの3選となる。
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