青根小・中学校閉校へ 校舎焼失受け、青野原小・中に統合|カナロコ|神奈川新聞ニュース

青根小・中学校閉校へ 校舎焼失受け、青野原小・中に統合

火災前の相模原市立青根小学校の木造校舎=2014年7月(同市提供)

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 相模原市教育委員会は8日、定例会を開き、少子高齢化に伴い児童・生徒の減少が続く同市緑区の市立青根小学校(児童数7人)と同青根中学校(生徒数4人)について、2020年3月に閉校する方針を全会一致で決定した。住民らでつくる地元協議会は同日夜の会合で、決定を受け入れることを決めた。同年4月、約8キロ離れた青野原小・中学校(同市緑区)に統合される。

 市教委はこの日、「児童・生徒数が少ないため、望ましい学習環境ではない」として青根小学校と青根中学校の閉校方針を決定。

 地元協議会で市教委の担当者が報告した方針では、同中学校の生徒は19年4月から青野原中学校に通学し、青根中学校は閉校する20年3月末までの1年間は休校とする。統合先の青野原小・中学校は、20年4月に小中一貫の義務教育学校として開校する準備を進めている。通学の負担軽減策として、スクールバスやタクシーの運行を検討する。

 協議会の出席者からは「残念だが仕方がない」「市の方針を受け入れ、子どもたちをサポートしたい」などの意見が出された。

 青根小学校では16年4月、県内最古で唯一の現役木造校舎が焼失し、児童は青根中学校の校舎で授業を続けている。過疎地域で児童・生徒が少ないことから「統合はやむを得ない」とする意見がある一方、地域の中心となる小中学校がなくなることへの反発も根強かった。

 意見の統一ができなかったため、協議会は統合に対する賛成と反対の両論を併記した要望書をことし10月に市教委に提出し、決定を委ねていた。

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