10メートル津波想定 西湘バイパスPAで避難誘導訓練 |カナロコ|神奈川新聞ニュース

10メートル津波想定 西湘バイパスPAで避難誘導訓練 

津波を想定した避難誘導訓練で、救命胴衣を着用する参加者ら =小田原市国府津

 東日本大震災の教訓を風化させない目的で制定された「津波防災の日」(11月5日)にちなみ、西湘バイパス西湘パーキングエリア(PA)で6日、約10メートルの津波を想定した避難誘導訓練が行われた。同PAを管理する中日本高速道路の関係者や売店の店員ら約50人が参加。避難誘導の手順について確認した。

 訓練は緊急地震速報、大津波警報が発表されたとの想定でスタート。売店の店員らが呼び掛けをし、本線脇に15年3月に整備された津波避難ステージ(海抜約10・8メートル)に同PAの客役を誘導。客役の参加者や訓練に飛び入り参加したドライバーらは、救命胴衣を着用して津波に備えた。

 下り線の同PAは海からの距離が近く津波発生時に波をかぶる可能性が高いとして、2014年から訓練を実施している。昨年は台風21号の高波被害で被災したため実施できず、2年ぶりの訓練となった。前回までは売店屋上(海抜約12・6メートル)への避難も盛り込んでいたが、昨年の高波被害で屋上も被災したため、避難誘導場所から外したという。

 横浜市戸塚区から箱根に向かう途中で訓練に参加した87歳と79歳の女性は「きょうは誘導してもらえたが、一人で逃げなければいけないときもある。逃げ方が分かって良かった」と話した。

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