交流の輪全国表彰 大和市P連バレー大会|カナロコ|神奈川新聞ニュース

交流の輪全国表彰 大和市P連バレー大会

43回目を迎えた2018年度の大和市P連バレーボール大会

 長年にわたって会員同士の親睦を図る活動としてバレーボール大会を開催してきた大和市PTA連絡協議会が、日本PTA全国協議会の2018年度会長表彰団体に選ばれた。43回目を迎えた本年度大会が3日、同市上草柳の市スポーツセンターで行われ、関係者が表彰の喜びを分かち合った。


運営負担大きく課題も


 市P連バレー大会は毎年11月3日(文化の日)、加盟する市立小中学校全28校が参加して開催されている。運営に当たっては、各校代表からなる実行委員会が年度初めに組織され、運営方法の見直しやルールを確認、試合の組み合わせなどについて会議を数回持って大会当日に臨んでいる。

 会員となる保護者の価値観の多様化や共働き世帯が多くなる中、市町村単位で組織されるPTA上部団体が開催する行事は、負担が少ない講演会が主流になる傾向にある。加盟する全ての学校PTA(単P)が参加する大和市のイベントは県内でも数少ない規模の大きな活動になっており、今回の全国表彰につながった。

 ただ、会員同士の親睦が図れる半面、大会継続には課題が少なくない。運営に携わる役員・委員の負担感は大きく、少子化に伴って参加選手も少なくなり、代表チームを結成するのが難しい単Pも近年出ているという。

 こうした状況を受け、3年前には実行委が大会継続の是非を問う会員アンケートを実施。「親睦と言いながら細かいルールがあり過ぎる」「競技未経験者は参加しにくい」「1日通しての大会開催は時間的拘束がきつい」など厳しい指摘はあったものの、大半が大会存続を求めた。

 アンケートを発案するなど大会開催に8年間携わってきた伊澤健志朗・鶴間中PTA会長(46)は「PTAは昨今、担い手不足など多くの課題を抱えている。大会を通じて交流の輪が広がり、真剣にプレーする姿を子どもたちに見せられ、家族の絆も強まる。PTA活動を支えている側面があり、時代に合った形で見直し『参加して良かった』と思える活動をすることが大切」と話している。

 大会のあいさつで全国表彰を報告した二俣晃治・市P連会長(61)は「会場に来て盛り上がりを体験してもらえば、素晴らしさが分かってもらえる。歴史がある市P連の最大行事で、運営にかかる負担が大きいからとやめてしまえば、もう二度とできなくなる」と感想を述べた。

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