「一日も早く地域の小学校に通学を」 障害児の母が意見陳述|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「一日も早く地域の小学校に通学を」 障害児の母が意見陳述

横浜地裁

 希望する地元の小学校への通学を重度障害を理由に認めず、県の特別支援学校を就学先に指定したのは差別に当たり違法だとして、川崎市の光菅和希君(6)と両親が同市と県に小学校への就学を認めるよう求めた訴訟の第2回口頭弁論が31日、横浜地裁(河村浩裁判長)であった。原告側は、小学校への通学を早期に認めるよう訴えた。

 母親の悦子さんは意見陳述で、小学校での交流授業が今月上旬に再開したことに触れ、「小学校でみんなと一緒に学びたいという和希の願いを一日でも早く実現させてほしい」と強調した。

 県側は同日までに、就学先指定までの経過などについてまとめた準備書面を提出。「特別支援学校には安全・安心や教育の専門性において優れた面があり、市教育委員会および県教育委員会の判断は妥当」と主張、「保護者側との合意形成に向けて最大限の努力をした」としている。一方、原告側代理人弁護士は同日の意見陳述で「保護者の意向を最大限尊重したといえる事実はない」と反論した。

 次回は2019年1月23日の予定。

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