ぶらり♪:桜木町「コテイベーカリー」 シベリア|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ぶらり♪:桜木町「コテイベーカリー」 シベリア

「シベリア」

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◆歴史息づく懐かしの味
 客が4人も入ればいっぱいになりそうな店内に並ぶ商品の中で、それはひときわ存在感を放っていた。明治末期~大正初期ごろに生まれたといわれる「シベリア」。かつて多くのパン店で売られていた懐かしの味は、1916(大正5)年創業の同店の名物だ。

 「早いと午前中で売り切れる」という同商品(340円)は、店主の馬中俊夫さん(69)、いつ子さん(64)夫婦が、カステラの生地から間に挟まる水ようかんまで6時間ほどかけ作り上げる。程よい食感と、さっぱりした甘みが特徴で、遠路はるばる買い求める客もいるとか。

 創業当時の製法を守り、震災や戦禍からの復活を遂げてきた厚さ約10センチの逸品。歴史とともに、その“重み”を存分に味わってほしい。

横浜市中区花咲町2の63。桜木町駅徒歩3分。午前9時~午後7時(祝日は午前10時~午後6時)、無くなり次第終了。日曜休み。前日午後5時までに予約すれば取り置き可。電話045(231)2944。


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