新潟と横浜をアートで結ぶ 28日まで版画家展|カナロコ|神奈川新聞ニュース

新潟と横浜をアートで結ぶ 28日まで版画家展

訪れた子どもたちに、雪深い故郷の苦労や魅力を語る高橋さん=港南区港南台のギャラリー「CoZAの間」

 アートを通じ、新潟と横浜を結ぶ「ひこばえ展」が28日まで、横浜市港南区のギャラリー「CoZAの間」で開かれている。新潟県十日町市の版画家、尾身伝吉さんの素朴な作品が雪国の情緒を伝えている。

 ひこばえ展は、23日で発生から14年となった新潟県中越地震の復興支援として2005年にスタート。被害の激しかった同県小千谷市出身で、同ギャラリーを主宰する高橋みどりさん(54)が、新潟ゆかりの作家に出品を呼び掛け、毎年内容を変えて開催を続けている。

 これまでもたびたび協力してきた尾身さんの作品は故郷の四季が題材。春の越後三山や色彩豊かな秋の風景、雪深い集落などが描かれ、郷土に寄せる思いが伝わってくる。

 22日には、地元の市立港南台第二小学校の2年生がまち探検の一環でギャラリーを訪れた。「12月から3月まではずっと雪。深さは3メートルぐらいになる」という高橋さんの説明に、子どもたちは声を上げて驚いていた。高橋さんは「毎年各地で災害があるが、中越地震のことを伝えていきたい」と話す。

 午前11時~午後6時(28日は午後4時まで)。入場無料。27日夜には、尾身さんを囲んでのジャズライブと地酒の会(有料)も。問い合わせは、CoZAの間電話045(831)5127。

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