厚木市内の遺跡で初の「和同開珎」発見|カナロコ|神奈川新聞ニュース

厚木市内の遺跡で初の「和同開珎」発見

厚木市内で見つかった和同開珎(同市提供)

 厚木市は19日、8世紀初頭から流通したとされる銭貨「和同開珎(わどうかいちん)」が市内で初めて発見されたと発表した。同市恩名の恩名仲町遺跡で、奈良・平安時代とみられる竪穴住居跡から1点が見つかった。

 現地では、宅地造成に伴い、文化財保護法に基づく発掘調査を5~6月に実施。市によると、発掘調査終了後に民間の研究所が出土品を整理していた際、発見されたという。和同開珎に詳しい奈良文化財研究所(奈良市)のデータベースによると、県内の発見例は秦野、平塚、逗子市などでの6例が記載されている。

 市は今回の発見について「恩名仲町遺跡周辺には奈良、平安時代の建物跡が多数見つかっており、集落の性格を考える上で極めて重要」と説明した。今後、市民らに公開する機会を検討していく考えだ。

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