ヘリコプター窓落下、ハンドル緩みが原因 在日米海軍が調査結果公表|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ヘリコプター窓落下、ハンドル緩みが原因 在日米海軍が調査結果公表

米軍機の窓の落下事故が起きた厚木基地=大和市、7月31日撮影

 米海軍ヘリコプターの窓が在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)の滑走路に落下した事故で、同基地は16日、事故原因について「緊急用ハンドルが緩んだことによって横の窓が落下したのだろう」とする調査結果を明らかにした。米海軍はまた、同機は現在まで同基地に駐機しているが、機体を飛行させずに米国に輸送する方針を示した。神奈川新聞社の取材に答えた。

 米海軍が原因で示した緊急用ハンドルについて、設置場所などは明らかになっていない。輸送については「メンテナンス時期が近づいている。日本ではなく、本国で行うのが合理的と判断した」と回答。同機の輸送方法やその時期は「具体的には話せない」などとし、飛行せずに輸送することに関して「部品落下とは関係ない」と主張した。

 再発防止策として、米海軍と米海兵隊で使われている事故機と同型機について新たに整備の検査手順を定めた。米海軍は事故後、同型機の飛行を停止していたが、新しい手順での検査が終わった機体は「飛行を再開させる」と回答した。日本政府への連絡は「適宜、適切な場所に連絡をしている」とした。

 事故は7月27日午前11時50分ごろ発生。日本以外を拠点とする米海軍の大型ヘリMH53Eが厚木基地を離陸したところ、窓と窓枠が落下した。人的被害はなかった。事故を受け、防衛省や地元自治体は米側に詳しい情報提供、原因究明、再発防止を申し入れていた。

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