横須賀の高層ビルで避難訓練 火災想定、住民ら経路確認|カナロコ|神奈川新聞ニュース

横須賀の高層ビルで避難訓練 火災想定、住民ら経路確認

高層階から階段で避難する住民ら=ザ・タワー横須賀中央

 三浦半島最高層の約143メートルを誇るビル「ザ・タワー横須賀中央」(横須賀市大滝町)で14日、火災を想定した訓練が行われ、住民と市消防、ビル関係者ら約150人が参加した。

 ビルは地上38階地下2階建てで1~4階は店舗が入り、6階から38階に297世帯が暮らす。訓練は管理組合が実施し、市消防が協力した。

 全世帯を対象にした訓練は今回が初めてで、30階のラウンジから出火したとの想定でスタート。住民らは避難経路を確認するため、上層階から階段で1階まで下りた。

 市消防は、地上の車両でビル地下の貯水タンクから水をくみ上げ、途中階にある加圧ポンプも使って高層階に押し上げて屋上で放水作業に当たった。

 30階以上に住む幼い子を連れた母親は「階段は大変だが、体験しておけば、いざというときに役立つ」と言う。田中利明理事長は「住民と市消防の連携、ビルの設備機能の確認もできた。安全安心を高める取り組みを今後も続けたい」と話していた。

PR