春秋連覇、母校で快挙 「成長に感謝」 神奈川大・岸川監督|カナロコ|神奈川新聞ニュース

春秋連覇、母校で快挙 「成長に感謝」 神奈川大・岸川監督

就任1年目で神奈川大をリーグ連覇に導き、ナインに胴上げされる岸川監督=横浜スタジアム

 14日に横浜スタジアムで行われた神奈川大学野球1部リーグで、14年ぶりの春秋連覇を果たした神奈川大。就任1年目での快挙を達成し、胴上げされた岸川雄二監督(45)は「勝利にふさわしい人間に成長してくれた選手に感謝しかありません」と万感の思いに浸った。

 自身は、神大時代にリーグ史に残る大記録を残した強打者だ。佐賀学園高から入学し、1995年春にシーズン最多の8本塁打。通算22本塁打を引っさげて、ドラフト4位でプロ野球西武に入団したが、故障もあって1軍出場を果たすことなく2000年に引退した。

 「野球のことなんてもう考えたくもなかった」と、引退後の3年間、地元・佐賀の建設会社で営業マンとして勤務した。「必死に頭を下げる日々で、感謝することの大切さを学んだ」という。

 05年からは大分に開校したスポーツの専門学校で野球部の監督を務めていた。スカウトで熊本県の球場に足を運んだ際に、神大の古川祐一前監督(49)に遭遇。「指導者として母校に戻らないか」と誘われたのが転機となった。

 14年から神大でコーチとなり、ことし1月から監督就任。自身がスカウトしたエース中野貴仁投手(4年)や、冨岡泰宏選手(3年)らが主力に成長し、連覇を成し遂げた。

 6月の全日本大学野球選手権では初戦敗退。「あの悔しさからこの秋はスタートした。リーグ連覇では終わらず、今度は神宮で勝ちたい」。29日から始まる関東地区選手権で、再び聖地神宮への切符をつかみにいく

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