4日開幕、バスケBリーグ 川崎、日本代表の篠山主将語る|カナロコ|神奈川新聞ニュース

4日開幕、バスケBリーグ 川崎、日本代表の篠山主将語る

川崎から東京五輪へ ▼▼1

5期連続で名門のキャプテンを務める篠山竜青選手

 強気なプレーと類いまれな統率力でチームをけん引する。バスケットボールBリーグ川崎ブレイブサンダースで、5季連続でキャプテンを務める篠山竜青選手(30)。2020年東京五輪で1976年モントリオール五輪以来の出場を目指す日本代表でも主将を任されている川崎のトップアスリートが思い描く未来とは-。初回は4日に3年目のシーズンが開幕するBリーグへの思いを打ち明けた。

 2年間優勝から遠ざかっている。とにかく優勝したい。勝ちに飢えているのは自分だけじゃない。優勝するチャンスはあるし、自問自答を繰り返しながらこつこつやっていく。

 親会社が東芝からDeNA(ディー・エヌ・エー)に変わり、本拠地のとどろきアリーナ(中原区)での演出も今季どのようにリニューアルされるのかわくわくしている。ただ、日本代表の遠征などでチーム練習や試合に参加できたのは数回だけ。それだけに苦しむ覚悟もできている。

 このチームで8シーズン目。プロスポーツは勝ってなんぼのところがあるけど、お客さんに入ってもらわないと意味がない。だから、強いだけでは駄目と常日頃から思っている。プロとして、いろんなことに目を向けていきたい。理想はサッカーJ1の川崎フロンターレ。結果が伴わない苦しい時期もあったが、そういう時でも、地元の皆さんに愛され、応援され続け、その先に昨年のリーグ優勝があった。スポーツとしての理想の姿。練習や実戦以外でもプロ選手として、頑張らないといけない。

 今シーズンからホームゲームで、スタンドの子ども1人にバスケットボールをプレゼントします。野球選手がホームラン1本ごとにプレゼントする企画をいいなと思い、参考にした。ボールにサインを入れるけど、子どもたちにはぜひボールを使って、バスケをもっと好きになってほしい。

 昨シーズンのチャンピオンシップで敗れた千葉戦の映像を見返すことはしていない。すぐに切り替えて日本代表での戦いに行く感じだったので。あの悔しさは、代表戦でぶつけようという感じでやっていた。でもノートには、千葉戦でどうするべきだったか、試合が終わった日だけでなく、思いついたたびにメモを書き残した。プレーに波がないように、自分自身を見つめ直す意味で記録している。

 今オフは日本代表の活動でいろんな選手と実戦を積み、頭の中を鍛えることができた。(6月29日のW杯1次予選では)世界ランキング48位の日本代表が同10位のオーストラリアに勝つことができた。

 正直、関係者だけでなく自分自身も驚いた。自信がついたし、もっともっと、代表で長くプレーしたいという思いも膨らんだ。自分の中でモチベーションにもなっている。東京五輪の開会式をイメージするんですよね。開会式の行進の中継でテレビに映し出されたらいいなって。20年までこの連載が続く? 代表メンバーから落ちるわけにはいかないですね。

 初制覇を狙うBリーグ、激闘が続くワールドカップ(W杯)アジア2次予選をはじめ、日本バスケ界のキーマン篠山竜青選手が地元・川崎のスポーツや文化について思いの丈を語る。「篠山竜青、職業バスケ選手」は月1回掲載していく。

 しのやま・りゅうせい ポイントガード。横浜市青葉区出身。市立榎が丘小から市立旭中、福井・北陸高、日大を経て2011年に東芝ブレイブサンダース(現・川崎ブレイブサンダース)に入団。14年から主将を務める。20年東京五輪出場を目指す日本代表のキャプテンも務める。178センチ、78キロ。30歳。

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