養護学校に響く名曲 ピアニスト小川さん演奏会|カナロコ|神奈川新聞ニュース

養護学校に響く名曲 ピアニスト小川さん演奏会

演奏の合間に子どもたちに話しかける小川さん=県立中原養護学校

 川崎市出身で、国内外で活躍するピアニスト小川典子さん=多摩区在住=が25日、中原区井田の県立中原養護学校を訪れ、児童・生徒約200人を前に名曲の数々を演奏した。

 小川さんは、自閉症児らの家族を対象にした「ジェイミーのコンサート」をミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で長年続けている。この日の演奏会は、「なかなかコンサートに行けない養護学校の子どもたちに一流の演奏を聴く機会を設けたい」と小川さんが希望し、実現した。

 モーツァルトの「トルコ行進曲」に始まり、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」、エルガー「威風堂々」など9曲を体育館で演奏。鍵盤を弾く手元が写るスクリーンも用意され、ショパンの「華麗なる大円舞曲」の演奏の際は「指の動きがとても速いので注目して見てほしい」と呼び掛けた。

 高等部2年の浅倉隆斗(たかと)さん(16)は「知っている曲も知らない曲もあったが、とてもすてきな演奏だった」と話していた。

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