「核兵器はなくせる」 ICAN国際運営委員の川崎さんが新著|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「核兵器はなくせる」 ICAN国際運営委員の川崎さんが新著

新著「核兵器はなくせる」を手にする川崎さん(右)と高橋さん =横浜港大さん橋国際客船ターミナル

 ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)国際運営委員の川崎哲さんが、新著「核兵器はなくせる」(岩波ジュニア新書)を出版した。核兵器を巡る現状や核兵器禁止条約成立までの道のりと展望、そして自身の10代の過ごし方をつづっている。

 ICANは核兵器禁止条約の成立に貢献したことから、ノーベル平和賞を昨年受けた。条約が成立してから約半年間に、世界で30の銀行・金融機関が核兵器開発企業への投資をやめた実例などを挙げて、核兵器を非人道兵器として「絶対悪」と認定することの意義や効力を具体的に解説している。

 その上で「絶対になくせないと思われている核兵器をなくすことができれば、きっとその先には、戦争をなくすこともできるはず」と希望を持ち続けることの大切さを説く。

 川崎さんは、ICANのパートナー団体「ピースボート」の共同代表を務める。2008年からは広島・長崎の被爆者らが若者たちとともに船で世界各地を巡りながら体験を伝える「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」に取り組んでいる。

 新著は、ノンフィクションライター高橋真樹さんが企画協力した。187ページ、820円(税別)。

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