耐震改修施工の方針 旧鎌倉図書館 現状の木材活用を決める|カナロコ|神奈川新聞ニュース

耐震改修施工の方針 旧鎌倉図書館 現状の木材活用を決める

土台の腐食が著しい旧鎌倉図書館=鎌倉市御成町

 耐震改修の着工後に広範囲な腐食が判明し、工事が一時中断されている旧鎌倉図書館(鎌倉市御成町)について、市は建て替えではなく、現状の木材を生かして耐震改修工事を行う方針を決めた。12日に開かれた市議会9月定例会の教育こどもみらい常任委員会で、市が報告した。

 市は専門家と検討した結果、「設計の見直しや追加の構造計算は必要になるが、腐朽部材の交換や補修により、現在の構造部材を生かした耐震改修を行う」と説明。「(新たに)業務委託が必要になる。できるだけ早期に、工事に着手できるよう進めたい」と述べた。

 市は、1936年に完成した旧図書館を約2億5千万円かけて耐震改修し、学童保育施設としてオープンするため、今年3月に着工。だが着工前の調査結果以上の腐食が、土台や柱で見つかった。市は解体も含めた施工方法の見直しや必要経費の算出などのため、9月末まで工事を一時中断すると決めた。

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