日本丸ドックの水、抜きます 大規模改修で20年ぶり|カナロコ|神奈川新聞ニュース

日本丸ドックの水、抜きます 大規模改修で20年ぶり

大規模改修を控えた帆船日本丸 =横浜市西区

 船齢88年を迎えて老朽化が進む帆船日本丸の大規模改修工事を巡り、横浜市の林文子市長は11日、係留している第1号ドック(西区)の海水を抜く「ドライ(乾)ドック」を20年ぶりに行うことを明らかにした。12月には市民らを対象としたドックの見学会を開き、貴重な歴史遺産として長期保存活用に理解を求めていく考えも示した。

 同日の市会定例会本会議で自民党の草間剛氏(都筑区)、公明党の斎藤真二氏(同区)の質問に答えた。

 日本丸は1930年に建造された練習帆船。84年の引退後は約83万人の署名を集めた横浜が誘致し、85年から原形のまま第1号ドックで保存公開している。2017年には国の重要文化財に指定されている。

 1898年に横浜船渠(せんきょ)(現・三菱重工横浜製作所)が船舶修繕ドックとして整備した第1号ドックも2000年に国の重要文化財に指定されている。

 横浜商工会議所や市などでつくる「帆船日本丸保存活用促進委員会」は大規模改修を資金面で支援し、市民や企業、団体などに募金による協力を呼び掛けている。

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