「カジノ反対」「中学校給食を」多く 横浜市中期計画への意見公募  |カナロコ|神奈川新聞ニュース

「カジノ反対」「中学校給食を」多く 横浜市中期計画への意見公募  

横浜市役所

 横浜市が策定中の中期4カ年計画(2018~21年度)の素案に対するパブリックコメント(意見募集)の集計で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)と中学校昼食に関する意見が全体の3割超を占めたことが4日、明らかになった。意見総数は前回の倍近くに上り、この二つのテーマが押し上げた格好だ。

 意見は5~6月の約1カ月間に830人・団体から計2129件集まり、14年度に実施した前回の1162件を大きく上回った。

 IRに関する意見は全体の20・3%に当たる433件。このうち9割の407件が「カジノの検討は不要」「誘致反対」といった否定的な意見だった。

 中学校昼食に関する意見は326件で全体の15・3%を占めた。このうち中学校給食を実施してほしいという趣旨の意見が9割の309件で、配達弁当「ハマ弁」の中止を求める声や「昼食時間が短い」という意見も寄せられた。

 今後4年間の重点政策などを盛り込んだ中期計画素案では、IRを「国の動向を見据え、検討する」と位置付け、中学校昼食については18年3月現在で1・3%にとどまるハマ弁の喫食率を20%に引き上げる目標値などを盛り込んでいた。

 意見はこのほか、教育環境や地域交通の充実などが目立った。同日公表した中期計画原案に反映された意見は全2129件のうち39件で、2テーマを含む全体の9割の意見は「参考」扱いにとどまった。市政策局は2テーマについて「数字を見ても関心が高い」とし、「市民生活にとって身近なテーマへの意見も多く、今後の計画推進にあたって尊重していきたい」としている。

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