文化施設、相次ぐ開館時間変更 湘南・西湘地域|カナロコ|神奈川新聞ニュース

文化施設、相次ぐ開館時間変更 湘南・西湘地域

利便性向上、経費削減狙い

7月から平日の開館時間が2時間短縮された寒川文書館

 湘南・西湘地域で文化施設の開館時間帯の変更が相次いでいる。利便性の向上のほか、「経費削減」とみられる狙いもある。

 開館日数を増やすために開館時間を短縮したのは、二宮町図書館(同町二宮)と、おだわら市民交流センターUMECO(小田原市栄町)。同図書館は平日夜7時まで開館していたが、試行として7月から水、金曜のみとし、他の日は午後5時までとした。代わりに館内の整理作業のため設けていた月末の休館日をやめ、2018年度は開館日が8日増える。

 UMECOは4月から、夜間利用を30分短縮し午後9時半まで、会議室利用は午後9時までとした。一方で休館日を毎週月曜から第1月曜に変更、祝日翌日が平日ならば休館というのもやめ、年間40日程度開館日が多くなる。

 いずれも「短縮したのは利用が少ない時間帯。多くの人に利用しやすい施設を目指しての措置」と説明。「開館日を増やして」との要望もあったという。

 経費削減の側面が否めない施設もある。

 茅ケ崎市は4月から、県なぎさギャラリー内にある「宇宙にはばたく夢 宇宙飛行士展示コーナー」(同市汐見台)について、午前9時~午後5時を午前10時~午後4時に短縮。市によると、「利用者の実績が少ない時間帯」で、年70万円ほどの人件費削減につながるという。

 寒川町でも時短が進む。町文化財学習センター(同町一之宮)の開館日は17年度まで火、水、金、土曜の週4日だったが、4月から「予約制」で原則平日のみに変更。寒川文書館(同町宮山)も7月から、平日の閉館時刻を午後7時から午後5時に早め、土、日曜、祝日と同じ時間帯とした。

 緩和策として、同センターは「土、日曜、祝日については応相談」「資料の整理作業日(火、水、金曜)は自由に見学可」とし、文書館も「前日午後3時までに連絡があれば午後5~7時の利用に対応する」としている。

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