【1歳長女虐待】横浜市長「児相対応、十分と言えない」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【1歳長女虐待】横浜市長「児相対応、十分と言えない」

林文子市長

 1歳6カ月の長女を暴行し頭に大けがを負わせたとして、横浜市磯子区の中国籍の母親が逮捕された事件を受け、同市の林文子市長は29日の定例会見で、市の児童相談所の対応について「十分だったとは言い切れない」と述べ、検証する考えを示した。

 この家庭を巡っては、昨年10月、近隣住民から「子どもの声やたたく音がする」と110番通報を受けて駆け付けた警察官が、夫婦げんかが長男への心理的虐待に当たる恐れがあるとして、児相に通告。児相が家庭訪問した際、長女は中国で親族が育てていると説明された。今年2月に夫に電話で再度注意。家庭の安全が確認されたと判断し、3月に対応を終えた。長女は1月に来日していたが、児相が接触する機会のないまま、6月に母親から暴行を加えられたとされる。

 市長は会見で、3月に長女の住民登録がされ、7月に1歳6カ月児健診が予定されていたと明らかした上で、「(長女の存在を)把握できない状況だった。市として残念。もう少しやるべきことはあったのか、捜査が終わった段階でしっかり検証したい」と述べた。

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