【1歳長女虐待】県警や児童相談所、安否確認できず|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【1歳長女虐待】県警や児童相談所、安否確認できず

神奈川県警本部

 県警や横浜市の児童相談所は母親(24)による長男への心理的虐待の恐れを把握していたが、長女については存在を把握するだけにとどまり、安否確認はできていなかった。

 県警や市によると、昨年10月9日深夜に「子どもの声やたたく音がする」と110番通報があった。同容疑者と夫(28)が「夫婦げんかを見て、長男が泣いた」と説明したため、心理的虐待に当たる恐れがあるとして、県警が児相に通告。翌10日にも「子どもの泣き声がする」と110番通報があり、同容疑者は「長男がおなかをすかせ泣いた」と説明した。長男にけがやあざなどの外傷は見当たらなかった。長女が来日したとされる今年1月以降では、4月26日に「男の子が泣いている」と110番通報があり、同容疑者は「今日は泣いてない」と釈明。同容疑者の説明から県警は長女の存在を把握したが、寝ていることを理由に姿は確認できず、長男の安否確認にとどまった。

 県警から通告を受けた児相は昨年10月30日に家庭訪問し、長男への身体的虐待はないと判断。長女については「中国で出産して親族が育てている」と説明を受け、今年2月に夫に電話で再度注意し、3月に関わりを終えた。

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