横浜商大の主将、139人の意地で5打点 高校野球北神奈川大会4回戦|カナロコ|神奈川新聞ニュース

横浜商大の主将、139人の意地で5打点 高校野球北神奈川大会4回戦

横浜商大8-1上溝南

【横浜商大-上溝南】1回裏横浜商大1死三塁。吉田賢が中越えに2ランを放つ。捕手小泉=サーティーフォー相模原球場

▽4回戦(サーティーフォー相模原)
上溝南
000 001 00|1
320 000 03x|8
横浜商大
(8回コールド)

【評】横浜商大が初回に4番吉田賢の2ランなどで3点を先制し、以降も加点しコールド勝ち。右腕堤は直球主体で4安打1失点と好投だった。上溝南の主戦重原は、一回途中から救援。三回から5イニングを無失点に抑えて粘り強く戦った。

【横浜商大-上溝南】フォトギャラリー

 県内最多139人で臨む横浜商大の主将にして4番の吉田賢が、4安打5打点の大暴れだ。

 過去2戦で1安打だった主砲はナインにこう宣言した。「次は俺が引っ張る」。初回、1死三塁から中越えにアーチを架けた。八回には右翼線への3点二塁打でコールドを決めた。

 1、2年の夏は2年連続で1点差で終わっていた。主将として「私生活を含めた全てが1点の重みにつながる」と説いた。その思いはすぐには届かず、三塁大高は「吉田は周囲が付いてこなくてプレーに集中できず、打撃も苦しんでいた」とおもんぱかる。

 模範になろうと決めた。家には「革靴を磨くこと」と張り紙をした。「常に足元から見つめることが、目配り気配りにつながるから」。愚直な姿勢に、八木澤辰巳監督(46)は「その必死さに打撃が付いてきた」と語る。

 帽子のつばには、こう記す。139人の意地-。打てば4番、守れば扇の要のキャプテンが、ぴかぴかの革靴を履いて思いを体現していく。 

上溝南のエース、誇らしい16強


  「100回大会の節目で投げてベスト16に入れてよかった」。第1シードに敗れたが、上溝南のエース重原は誇らしげだった。

 3回戦まで完投し「350球以上投げて限界だった」がこの日も3点をリードされた一回途中からマウンドへ。三~七回は無失点と意地を見せた。開会式で選手宣誓した主将萩原も「ここまで投げてくれてありがとう」と涙を流した。

PR