全国高校総体:目指す頂は世界へ、ボクシングで井上兄弟が優勝/神奈川|カナロコ|神奈川新聞ニュース

全国高校総体:目指す頂は世界へ、ボクシングで井上兄弟が優勝/神奈川

【ピン級決勝】王寺工・中嶋憂輝(右)を破り優勝した綾瀬西・井上拓真

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ボクシングは、井上拓(綾瀬西1年)がピン級を初制覇。兄の井上尚(相模原青陵3年)はライトフライ級で圧勝し、大会史上2組目となる「兄弟優勝」の偉業を達成した。2人は「一緒にできてうれしい」と口々に喜んだ。

世界ジュニア選手権日本代表の弟は、1ラウンド目から圧力をかけ、相手との距離を見計らって積極的な高速コンビネーションで圧倒。15歳以下の全国大会を3連覇した実力を見せつけた。

高校タイトル5冠の兄は、7月にインドネシアで行われた、五輪候補選手も出場する国際大会プレジデントカップで金メダルを獲得したばかり。優勝を確定させた弟とグローブをタッチさせてリングに上がり、磨きを掛けた激しいパンチを浴びせた。

1年生として、そして優勝候補として、ともに重圧をはねのけた2人に、指導を続けてきた父の真吾さん(39)は「プレッシャーをうまい具合に肥やしにしてくれた」と、穏やかな表情でうなずいた。

8位以内ならロンドン五輪出場が決まる9月の世界選手権を前に兄は、「国際大会に出場していてもインターハイ優勝は格別」と爽快な顔。そして弟は「兄はライバル。いつかは追い越したい存在」。

「井上兄弟」が目指す頂は世界に向かう。

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