前横須賀市長が密漁? 漁業法違反容疑などで県警が聴取|カナロコ|神奈川新聞ニュース

前横須賀市長が密漁? 漁業法違反容疑などで県警が聴取

前横須賀市長の吉田雄人氏=2017年2月

 三浦市内の海岸で貝を密漁したとして、県警が前横須賀市長の吉田雄人氏(42)から任意で事情を聴いていることが19日までに、捜査関係者への取材で分かった。漁業法違反や県海面漁業調整規則違反の疑いがあるとみられ、容疑が固まれば、吉田氏を書類送検する方針。

 捜査関係者などによると、吉田氏は今月上旬、三浦市内の海岸で、知人と2人で、許可なくサザエを採取した疑いがあるという。

 漁協関係者からの通報を受け、三崎署が吉田氏本人から事情を聴くなどして慎重に調べている。

 漁協関係者によると、海に潜っている不審な男2人を見つけて通報。水中メガネをかけて道具を持ち、サザエを入れる網を海面に浮かべていたという。

 吉田氏は神奈川新聞の取材に「知人に誘われて行った。警察には正直に話した」などと釈明した。

 横須賀、逗子、三浦、葉山の4市町の沿岸では近年、密漁の摘発が増加傾向にある。横須賀海上保安部が2017年に書類送検した件数は299件に上り、16年(215件)に続いて全国最多。容疑は、漁業権を侵害したとする漁業法違反と、採取してもよい海産物の大きさや使用する道具を制限した県海面漁業調整規則違反だった。

 吉田氏は市議2期目途中の09年、市長選に出馬し、現職を破って初当選。昨年6月の市長選に3期目を目指して出馬したが、前市議の新人候補に敗れた。

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