世界規模で「食」考える 食品ロス削減へ学習 市立日枝小|カナロコ|神奈川新聞ニュース

世界規模で「食」考える 食品ロス削減へ学習 市立日枝小

ボリコ所長(左から2番目)と給食を食べる子どもたち=横浜市立日枝小学校

 横浜市南区の市立日枝小学校の5年生が市の「食品ロス削減学習プログラム」を活用し、廃棄される食べ物について学習している。4日には国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の所長が講話し、子どもたちは世界規模で考えることの大切さを学んだ。

 市3R推進課によると、市内で家庭から出る燃やすごみには、実際は食べられるが廃棄される食品が年間約8万7千トン含まれている。食品ロスを減らし、子どもたちが食について考えるきっかけをつくろうと、同課は食育や世界の食糧事情などの視点から食品ロスについて学ぶプログラムを考案。総合学習の時間で食品ロスを取り上げたいと考えていた同校5年3組での活用が実現した。

 4日には5、6年生210人を対象にFAO駐日連絡事務所のンブリ・チャールズ・ボリコ所長が食品ロスの原因や自分たちにできる対策について講話。廃棄時に温室効果ガスが発生することから「食べ物を捨てることは地球を壊すこと」と訴え、「話を聞いて終わりにせず、今から気を付けましょう」と呼び掛けた。

 講話後、子どもたちと一緒に給食を食べ、交流を深めた。女子生徒(10)は「最近料理が好きになったので、野菜の残してしまう部分を使った料理を考え、食品ロスを減らしたい」と意欲を見せた。

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