「長谷子ども会館」再開求める請願を採択 鎌倉|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「長谷子ども会館」再開求める請願を採択 鎌倉

長谷子ども会館の再開を求める請願を全会一致で採択した常任委員会=鎌倉市役所

 耐震強度不足を理由に鎌倉市が閉館した「長谷子ども会館」(同市長谷1丁目)を巡り、耐震対策を施した上で再開するよう市に求める市民からの請願が21日、市議会教育こどもみらい常任委員会で全会一致で採択された。29日に開かれる本会議でも採決される見通し。

 請願は、3人の子を持つ佐々木朋子さん(35)が2301筆の署名とともに提出した。常任委で、佐々木さんは同館が地域の子どもの遊び場になっていたことを踏まえ、「子どもたちが幅広い世代の地域の人々と関わり、成長できる貴重な場を存続できないか考えてほしい」と訴えた。

 委員からは「子ども会館は多世代が集える場所。建物の耐震工事をし、活用できるようにすべきだ」「耐震補強が終わるまでは、代替施設が望まれる。暫定的な対応もしてほしい」などの意見が出された。

 同館は国登録有形文化財に指定された明治期の洋館。1908(明治41)年に株式仲買人福島浪蔵別邸として建てられ、80年に市に寄贈された。乳幼児から中学生が放課後などに自由に遊べる場として年間約1万人が利用していた。

 だが耐震診断で震度6強~7の地震で倒壊や崩落の恐れがあるとの結果が出たため、市が4月末に閉館した。

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