発達障害者をサポート 相模原市が一目でわかるカード作製|カナロコ|神奈川新聞ニュース

発達障害者をサポート 相模原市が一目でわかるカード作製

発達障害のある人のために相模原市が配布しているサポートカード

 発達障害のある人を支えようと、相模原市は周囲の人に配慮、支援してほしいことを明記できる「サポートカード」を作製し、無料配布している。発達障害は外見では分かりづらく、困っていても口頭で伝えにくいときなどに、カードを周囲の人に見せることで気持ちを伝えやすくしてもらう。

 カードはポケットに入れられるサイズに折り畳むことができ、どんなときにどんなサポートが必要かを記入できる欄が設けられている。

 漢字が読めないために電車の乗り継ぎや金額が分からない場合や、災害が起きて避難所に来ても周囲の音が気になって落ち着かない場合など、さまざまな場面で支援してほしいことを書き込んで活用できる。

 例えば、病院で診察までの時間に走り回ってしまう場合には「見通しが持てない不安が原因。院外で過ごして待つので電話やメールで呼び出してほしい」などと記載したカードを窓口に提示する活用方法がある。カードを提示された人向けに「無理のない範囲でご協力をお願いします」という説明文も併記されている。

 市発達障害支援センターの担当者は「サポートしてほしい内容は人それぞれで、さまざまな使い方がある。発達障害のある人が社会に出て行くときの後押しになれば」と話している。

 3千部作製。同センターや各区の障害福祉相談課などで配布し、市のホームページからもダウンロードできる。問い合わせは、同センター電話042(756)8411。

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