きれいな水でアユ育て 下水処理学び児童ら放流|カナロコ|神奈川新聞ニュース

きれいな水でアユ育て 下水処理学び児童ら放流

アユの稚魚を放流する子どもたち=横浜市中区

 下水を処理した水にアユを放ち、下水道の役割を理解してもらおうと、「あゆの放流式」が15日、横浜市中区の市環境創造局中部水再生センターで行われた。地元の市立本牧小学校の4年生ら約100人が稚魚約400匹を放ち、きれいな水の大切さを実感した。

 ボランティアから「ゆっくり、優しく泳がせてあげて」とアドバイスを受けた子どもたち。体長約7センチの稚魚を3、4匹ずつバケツに入れ、「あゆのせせらぎ」と呼ばれる水路に次々と放った。

 男子児童(9)は「きれいな水で水路には餌になるコケも生えていた。アユが死ぬことはないと思い、安心して流すことができた」と笑顔を見せた。

 6月の「環境月間」に合わせて、1992年から毎年開催。平野哲雄センター長は「下水処理水でアユが泳げるまできれいになっていることが実感できたと思う。環境保全のためにも、排水溝や川には油やごみを流さないでほしい」と話していた。

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