県体協がアスリート就職支援 競技継続の場提供|カナロコ|神奈川新聞ニュース

県体協がアスリート就職支援 競技継続の場提供

企業就職後も競技継続を希望する県内アスリート(中央)=横浜市内

 就職を希望する県内アスリートの置かれている状況を理解し、採用につなげてもらおうと、県体育協会は15日、横浜市内で企業向け説明会を開いた。高校や大学卒業後も地元で働きながら競技継続を目指す選手と、企業を結び付ける「出会い」の場を提供した。

 3年目を迎えた同説明会。来春の採用を目指し、県民の代表として国際大会や国民体育大会などでの活躍が見込まれる選手2人、指導者1人がエントリーした。企業側は県内20社が集まり、壇上でスピーチしたそれぞれの経歴や志望動機に耳を傾けた。

 同協会よると、卒業後も競技続行を希望しながら地元で就職先が見つからず、他県に移った選手も少なくないという。

 北京五輪出場を目指すスピードスケート・ショートトラックの岩佐暖(22)=神奈川大=は「同じ社内で働きながら世界で戦うアスリートを身近に感じてもらうことができ、企業全体の一体感を上げることにつながる」とアピールした。

 一方、採用企業の事例としてパナソニック女子陸上競技部の佐藤賢一部長が登壇し、自社ブランド向上や職場の活性化、地域交流といった多くのメリットを挙げた。同部長は「競技だけでなく、いろんな面でアスリートの持っている力は企業にとってプラスになる」と強調していた。 

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