旧免許試験場の外壁にアスベスト 県、除去へ事業費1億円増|カナロコ|神奈川新聞ニュース

旧免許試験場の外壁にアスベスト 県、除去へ事業費1億円増

神奈川県警

 建物の老朽化に伴い、隣接地に後継施設を建設した県警自動車運転免許試験場(横浜市旭区)で、外壁塗装材にアスベスト(石綿)が使用されていたことが14日、分かった。解体工事の際に除去処理を強いられることから、県は事業費に約1億1千万円を積み増しし、関連議案を同日の県議会本会議で提出した。

 県警運転免許課によると、含有していたのは、旧試験場の事務棟にあたる本館と、免許試験や行政処分の手続きなどに使われていた3号館。いずれも1963年の建設当時からある建物で、解体工事を前に外壁を覆う塗装材の成分を分析したところ、微量の石綿が検出された。

 県は2015年7月、旧試験場の解体や、新たな運転免許センターの建設、維持管理費などで総額195億732万円の特定事業契約を締結していたが、アスベスト除去処理の追加に伴い契約金額を196億2180万円に変更する。

 同課は「施設を使用している限りは影響はないが、解体工事の際に塗装材が剥がれて石綿が飛散する恐れがあり、塗料を薬剤で覆う処置を施す」としている。

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