免許証の顔写真がん患者配慮を 公明・佐々木氏|カナロコ|神奈川新聞ニュース

免許証の顔写真がん患者配慮を 公明・佐々木氏

 運転免許証で用いる顔写真で着帽を認めない規定を巡り、公明党の佐々木さやか氏(参院神奈川選挙区)が11日の参院決算委員会で、医療用の帽子を着用したがん患者らは例外として配慮するよう求めた。小此木八郎国家公安委員長(衆院3区)は「指摘はごもっとも」と応じ、規定の改正を含めて「現場で統一的な配慮が徹底されるよう、指導していく」と答弁した。

 道交法の施行規則では免許証用の写真を「無帽」と定めているが、病気などの影響で脱毛の症状がある場合、本人識別ができる範囲でウィッグの着用が認められた例はあるという。

 佐々木氏は、がん治療の副作用で脱毛の症状がある女性患者が運転免許更新の際、警察で「医療用キャップ」と呼ばれる帽子を着用した顔写真は認められないと説明を受けたことを紹介。同様の事例で過去に着帽が認められたケースもあるとし、「明確な基準がないため、現場での理解が不十分だったと思われる」と配慮の必要性を訴えた。

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