空き店舗、借り主探しへ 秦野市、登山客減を懸念|カナロコ|神奈川新聞ニュース

空き店舗、借り主探しへ 秦野市、登山客減を懸念

県立秦野戸川公園内のレストハウス =秦野市堀山下

 秦野市は7月から、県立秦野戸川公園(同市堀山下)のレストハウスの空き店舗を県から賃借することになった。2月に食堂兼売店が撤退し、近隣の飲食店が公園前のそば店1軒のみとなってしまったことから、市が「登山客が減りかねない」と飲食店を営業してくれる借り主探しに乗り出す。

 市観光課によると、月額約8万5千円の家賃、光熱費などを含む95万4千円を計上した2018年度一般会計補正予算案を今月7日開会の市議会6月定例会に提案する。7、8月中にも店舗の営業希望者を公募する。

 空き店舗は厨房(ちゅうぼう)を含め約120平方メートル。00年から個人が県から借りて、そばなどを出す食堂と、お菓子やジュースなどを扱う売店を営業していた。同公園周辺は表丹沢の登山口(大倉)であり、登山客の憩いの場にもなっていた。

 ところが、今年2月に「後継者がいない」などの理由で撤退し、空き店舗の状態が続いている。同課は「大倉から登るのをやめようとか、山から下りても食べる所がないなどと思われ、登山客に敬遠される恐れがある」と危機感を抱いている。

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