三崎漁港埋立地にホテル計画 20年以降に商業施設も|カナロコ|神奈川新聞ニュース

三崎漁港埋立地にホテル計画 20年以降に商業施設も

利活用に向け、基本協定が締結される二町谷地区の埋め立て地=三浦市三崎

 三浦市が企業誘致を進めている三崎漁港の二町谷埋め立て地(約8・6ヘクタール)の一部に、ホテルや商業施設などの建設が計画されていることが6日、分かった。「安田造船所」(東京都大田区)が建設の出資を募り、市有地を購入して整備する。分譲に向け、市と同社が今月にも基本協定を締結する。

 同日に開かれた市議会全員協議会で、市側が説明した。

 市の説明によると、同社が購入するのは、埋め立て地一部の「多目的活用事業用地」(同市三崎、約7ヘクタール)。同社は出資を募った上で、2020年以降にホテルやコンドミニアム、商業施設などを建設する予定。今後、同社が約1年半かけて事業計画を策定し、市は同社の事業計画に合わせ、海沿いの土地利用などについて、県や地元漁協といった関係機関と協議する。

 基本協定締結時に、同社は市に保証金2億円を支払い、19年12月末の売買契約締結を目指す。

 二町谷埋め立て地は、県や市土地開発公社などが水産業振興を目的に造成した。ただ思うように企業誘致が進まず、公社は解散。負債を肩代わりするため、市は三セク債約105億円を起債し、最近では5億円程度返済しているが、17年度末で約80億6千万円残っている。

 それだけに、事業用地の売却だけで数十億円が見込まれる同社の計画に対し、市の期待も大きい。市は「具体的な計画はこれからだが、市にとって大事業で市民生活にも好影響が出る。拙速にならないよう、十分に協議していきたい」としている。

PR